お皿コレクションについて
コレクターなら揃えておきたい食器ブランドについて紹介します。
国内から海外まで有名なブランドの食器の特徴や、シリーズについて解説しているのでぜひ参考にしてください。
ロイヤルコペンハーゲン
デンマークの老舗メーカーとして1775年に設立されたロイヤルコペンハーゲン。
240年以上にわたり常に時代の先を走り続けてきました。
ロイヤルコペンハーゲンの食器の絵つけはすべて手書きです。日本の有田焼に影響を受け、コバルトブルーの絵柄が特徴となっています。
ブルーフルーテッドはベストセラーの一つで、唐草模様パターンのレース技術が特に日本で人気です。
1908年から作り続けられているイヤープレートも人気があります。
マイセン
ドイツのマイセン地方で生まれたブランドのマイセン。
ヨーロッパで初めて白い磁器を作り出したブランドです。今もなおヨーロッパ白磁の王者として君臨しています。
現在は陶磁器以外にガラス製品や陶器の人形などを制作しています。
マイセンを代表するシリーズとして有名なのが、ブルーオニオンです。
東洋から伝わった磁器に書いてあったざくろを玉ねぎと間違えたことから生まれました。
ギフトとしても最適なのが波の戯れホワイトです。水面に着想を得たデザインで、さざ波のレリーフで丸みを帯びたデザインが特徴です。
ノリタケ
日本を代表する陶磁器メーカーの一つノリタケ。
料理や水色に映える白にこだわっています。日本らしく繊細な絵付けも特徴です。
素地に牛の骨灰を配合し、酸化炎で焼き上げたボーンチャイナはイギリスで発明され、日本ではノリタケが初めて完成させました。
ノリタケを代表するシリーズのボーンチャイナはクリーミーな色と清純な光沢が特徴の高級洋食器です。
ファインポーセレンは日本で初めてノリタケが開発した白磁器による洋食器のディナーセット。白色度が高いツヤと優れた透光性が特徴です。
大倉陶園
横浜に本拠地を置き「良きが上にも良きものを」を理念としている陶磁器メーカーの大倉陶園。
大倉陶園最大の特徴は色の白さ。「セーブルのブルー、オークラのホワイト」という言葉で世界中から称賛されています。
漆蒔と呼ばれる着色法や金の模様を浮き出すエンボス処理などの技術が使われています。
大倉陶園の人気シリーズは透き通る白磁に美しい青のバラが特徴のブルーローズ。カップやお皿、ティーポットなど様々な商品があります。
また、大倉陶園のみがもつエンボス処理によるロイヤルブルークラウンも人気のシリーズです。