どんなバイクもタイヤ次第?!

タイヤ

バイクにどのようなタイヤを履いていますか?
バイクの性能を引き出すにはタイヤは非常に重要です。
そこで今回はタイヤについて解説します。

日頃の点検・メンテナンスが大切

バイクを走る前にタイヤを常日頃チェックしましょう。
常に路面と接しているタイヤは走りやすさと安全に影響します。
タイヤのトレッド面(路面に接する面)を見ると色々なことに気づくはずです。
溝の中に小石が挟まっていませんか?この小石がパンクの原因になるので、見つけたら必ず取るようにしましょう。

タイヤの空気圧が適正でなければバイクの性能を発揮できません。
適正な空気圧量はチェーンカバーやスイングアーム付近に明記されています。一度はチェックしておきましょう。
空気は少しずつ抜けていきますので、定期的に点検、補充する必要があります。

ダンロップの安全点検調査2013によると10台に1台がタイヤの整備不良との結果が出ていました。
異変があった場合、すぐに気づけるようにしましょう。

タイヤの種類

バイクで履くタイヤには色々な種類があります。
オンロードで使用する場合はバイアスタイヤとラジアルタイヤです。
それぞれに特徴があり、バイアスタイヤは乗りやすさに重きがおかれ、ラジアルタイヤはグリップ力が強くなっています。
また、溝の数や深さは排水性に影響するので、バイアスタイヤは雨に強いです。

タイヤの寿命

タイヤは消耗品です。耐用年数か走行距離かで寿命を判断します。
一般的にタイヤの寿命は3年といわれており、溝が残っていてもゴムの劣化により交換が必要です。
劣化するとタイヤが固くなり、ひび割れにより破裂する可能性があります。
また、屋外で保管していると紫外線や雨により耐用年数が短くなるので注意してください。

走行距離で判断する場合、タイヤの種類や使い方によって変わってきます。
通勤・通学だと20,000~25,000kmが目安だといわれていますが、サーキットだと5,000km前後が交換の目安です。
判断する目安としてはタイヤの側面にあるスリップサインが溝と同じ高さになったら交換しましょう。

おすすめタイヤメーカー

タイヤといえばブリヂストンを思い浮かべる人もいるでしょう。日本が誇るタイヤブランドです。
ツーリングからスポーツまで幅広いラインナップされています。タイヤの特徴としてはコンパウンド(ゴムの柔らかさ)を重視しています。
もう一つはフランスのミシュラン。こちらも幅広くラインナップされており、タイヤは軽量でしなやかなつくりになっています。